中国藍

先日偶然通りかかった自由が丘の「わたなべ中国藍印花布」が
セールをしていました。30パーセントオフ!
それも最終日でした。

ここのお店は藍色一色に染まっています。
店員さんも皆藍染めの衣を纏っていまして、
それが何とも美しい調和を醸してます。
何を買うでもなく眺めていたら、やはりきれいなものは
欲しくなるもので、端切れセットと端布などを購入。
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模様も藍の感じも布の厚みも違うので、
パッチワークの材料として面白そうです。
端布は無地の藍染め布。これは久しぶりに
着物に合うカバンをつくろうと求めました。

昔の日本では、皆藍染めの衣を着ていたのか、
江戸末期、ペリーが浦賀に来航しまして、
明治時代(1868年~)の初期にかけて、
大勢外国人訪れました。彼らの目に映ったのは青色。
そう、藍染めの色でした。

その後来日したロバート・アトキンソン氏※が、
藍色を「ジャパンブルー」と言い、
さらに、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の書、『日本瞥見記』の中に
明治の始め、日本に来た外国人が「青い屋根の下の家も小さく、
青いのれんをさげた店も小さく青い着物をきた人も小さい。」とあります。
昔の日本は青一色だったのでしょうね。
そして、この国ほど子供を皆で愛して慈しむ国はない、とも。

※(東京開成学校、及び東京大学理学部で農学を教えた。
  有名なのは日本酒の醸造法と染料の研究。
  だから藍染めに興味が向いたのでしょうね。)


見回してみると、我が家は食器も古伊万里の青、
そしてテーブルクロスなどにも青い色を
好んで選んでいるような感じ。
最近は裾除けにも藍染めの布を使っています。
裾除けの藍布はタイのお土産。中国藍はすこしゴツッとして
大陸の大地みたいな藍。日本の藍は又少し違い、しっくりと優しい感じ。


私、青が好きだったんだなあ。
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by petacokimono | 2009-05-15 11:47 | ハンドメイド