お勧め本

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今日は月曜日、新しい一週間のスタートです。
暑くなりそうですが、晴れたので気持ちが良いですね。

さて、月曜は着物のことに触れたいと思います。
最近読んでとても参考になったのは、早坂伊織さんの
「男、はじめて和服を着る」光文社新書・刊
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早坂さんはコンピューターのエンジニアリングで
ブログで人気の「男のきもの大全」を開設した方です。
長らく着物は女性がその需要を支えてきましたが
ここ数年ようやく男性が着物に興味を持ち、浴衣から
本格的な和装を生活に取り入れてくるようになりました。

本の内容はシンプルで実用的です。
イラストも手順、結び方など必要最低限ですが
手引き書や辞書を見るようでわかりやすく、すばらしい。
ああ、男性的なムダがない整理された本だなあ、という感じ。
著者は、小さな頃から着物に興味があったのに、
当時はそれを口にするのが恥ずかしくて、
親が外出するなどしたときにこっそり引き出しの奥から
隠しておいた着物を取り出して着ていたというエピソードから
徐々に知識を広げていく様子がわかり、好感が持てます。
着物を買うにも、当時の呉服売り場では、
ほとんどが女性物を扱っていたそうで(たしかに)、
その辺の苦労話、そして見つけた場所は以外にも
住職や武道家が利用する専門店だったと。(笑)
着物サバイバルのあたりは十分私たちにも
参考になりそうな話が載っています。

そしてぜひ読んで頂きたいのは、着物のしきたりに関して
今常識としているあれやこれやは、
案外最近出来上がったものである、という指摘。
何故正装が男性が黒紋付きに袴になったのか、
女性は黒の留め袖なのか・・・。
今では当たり前のようなこの決まり事が出来たのは
実は明治以降とのこと。
この辺も面白いのでぜひともご一読頂きたいと思います。

読後、着物への興味、そしてすばらしさを
ますます実感することとなりました。
男性の和装愛好家、ますます増えるといいなあ。
やっぱりね、男性は和装はとっても似合いますよ。
車の両輪のように、男女両サイドからの着物愛好者が
いることが着物の世界がますます面白くなる、
円熟味を増すのだなあと思います。


アマゾンのURL、こちらで購入出来ます。
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html/ref=aw_mp_1/?a=433403134X&uid=NULLGWDOCOMO

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さて、和キッチュの刺繍デザインをぼちぼち進めています。
秋か来年の春になるのかわかりませんが、
またまた素敵な刺繍和モノをお披露目したいと思います。
お楽しみにね。
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by petacokimono | 2009-06-29 10:00 | 着物