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ちょっとそこまで

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出かける

仕事に飽きてくると、夕飯の買い出しに出かけます。
私の買い物かごは、友人に土産でもらった
ベトナムのショッピングバッグ。ベトナムで
買い物をしたときに入れてもらったモノらしい
のですが、ラフィアをざっくり編んであり
大きくて軽く重宝しています。
ネギが似合う珍しいバッグです(笑)
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麦わら帽子を二つ折りしたくらいの柔らかさが
ちょうどいいのです。
買い物カゴではアケビカゴや築地の仕入れに
使われる竹なども形がきれいですね。
試してみたいなと憧れます。カチっとしたところが
魅力ですがそこが災いして、私のように
とかく沢山買い物をしてしまうものにとっては
毎回一つ二つ、はみ出てしまうかなあ。
築地の竹カゴはたいてい取っ手に
ビニールホースを切ったような巻き手が
ついているけれど、確かに丈夫だし
重い物を持ったときに手に食い込まないかも
しれないけれど、使うなら少々おしゃれに
変えたいです。毎日の食材くらいだったら
厚みも半分あれば十分かな。
こんな感じのバッグ↓があればいいな。
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★ ★ ★
前にテレビで見た亜熱帯に住む原住民の女性たちが、
タロイモの収穫に行き、そこにあった椰子だかシュロだかの
葉に収穫した芋をまず置き、両側から器用に葉を編み、
編み終わって緑色の芋虫のようになりますが、そこで
茎を二つに割るわけです。
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すると、あっという間にジャストサイズの手提げに変身!
頭いいなあ。これにはびっくり!
すごいなあ、人間てやるじゃん!と感動しました。
究極の「運ぶ」ための道具ですね~。
昔日本(江戸)の包む技術も似たような合理性があって
卵、豆腐、水、氷など主に藁と和紙を使って
様々な物を包みます。
合理性を追求するとそこに表れるのは「美」。
生活の中にあった様々な美の形、もう一度取り戻したいものの一つです。

by petacokimono | 2009-06-30 10:15 | 着物でお出かけ