古伊万里のお皿
西荻窪には骨董屋さんが沢山集まっていて楽しい街。
先日のpanja展覧会会場・西荻窪のシャローズカフェに
向かう途中にも幾つかあって、その中の一つがレ・ジュノアです。
焼き物の骨董は高いと思うでしょう?
もちろんン十万の物もあるけど、手頃な価格のものもあり、
毎日気兼ねなく使うにはこの方がありがたい。
このお皿も明治初期の物だけれど、
今出来のお皿と同じくらいの値段でした。
何枚かセットで購入しましたが、内一枚に小さな欠けがあり
少し安くしてもらっちゃった。
他のお皿はさっそく毎日使っています。
そして欠けた一枚は金継することに。
少量の水でとのこを練り、更に生漆を混ぜて、欠けた部分を埋めます。
しっかり乾燥させます。
その後ヤスリなどで表面をきれいにして、
漆を塗って金を蒔いて完成。
その金ですが、高騰しています。
この金を買ったのは20年以上前ですが
袋に当時の1グラムの値段が書いてありました。
歯医者さんとか、漆職人とか、今材料調達が大変なんじゃないだろうか。
by petacokimono | 2011-08-10 11:22 | 和テイストの暮らし