昼の夢

雨戸が閉まった古い民家の中に入ると、
薄暗い中にきらきら光るワイングラスのように膨らんだ
ガラスが何本も畳に刺さっていて
無数に穴の開いた雨戸からこぼれる外の日差しを受けています。
畳だけじゃなく天井からも、障すっかり骨だけになった障子の桟にも
留まるように、いくつもいくつも。

部屋の隅によく見ると細い階段があって
暗いので足下に気をつけながら一段一段上がると

きしりきしり、かすかな回転音を立てながら
光るコンクリートミキサーが回っているのでした。
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近江八幡、琵琶湖ビエンナーレの幻。
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by petacokimono | 2012-11-11 15:12 | ハンドメイド