月に一度出張製作
龍口はお琴の下にかぶせるもので、
立てかけた時にお琴を地面に触れないようにする部分。
桐で作られたお琴はとてもデリケートです。
この部分は龍の口、龍口と呼ばれ、
反対側にはしっぽがあります。
昨日は、源氏物語風の絵が描かれた布で
龍口を作りました。
17弦の大きめお琴が春色に華やぎました。
先日小さめのお琴に作った龍口を気に入ってくださったお客様の
追加注文で作った龍口は松竹梅、天女の衣が描かれた古布のベストの生地で。
梅の花を口前に使いたいとのことで
かなり苦労しましたがなんとか配置できました。
中に松の柄を配しました。見えなくなってしまう部分ですか。
オリジナルの龍口は珍しいみたいです。
もしご興味のある方は、ご連絡いただければと思います。
by petacokimono | 2014-03-18 10:59 | ハンドメイド