酒の肴
ある日、男が遠くを見ることが出来る眼鏡で世間を眺めていたら
遠くにサーカスの一団がテントを作っている様子が見えます。
さらに焦点を当ててみると、檻のライオンと目が合いまして
どういうワケか、ライオンは男を気に入った様子。
山超え谷超え、男を追って走ります。
来る日も来る日もライオンに追われた男は船に乗ります。
「さすがのライオンでも、ここまでは来られまい」
喜んだのもつかの間。
これから先、どういうワケか、船の下を泳ぐクジラが男を気に入って・・・。
なんてね。
by petacokimono | 2009-06-07 12:47 | 食